お知らせ

クラファン特別企画「カンボジアの小児医療5年間を振り返る」吉岡秀人×嘉数真理子

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小児がん生存率、開発途上国ではわずか20%

がんをはじめとする高度な医療が必要な病の生存率の差を”サバイバルギャップ”といいます。
小児がん患者の5年生存率は、高所得国で80%以上ですが、低所得国においては約20%。
適切なケアにアクセスできず、多くの子どもたちが亡くなっています。高所得国では助かるはずの命が、「生まれた国が違う」「貧しい」といった理由で助からない現状があります。

新病院の建設は、そんな「命の格差」をなくし、アジアのすべての子どもたちに医療を届けるため、団体が総力をあげて取り組む一大プロジェクトです。

ジャパンハートの現病院で2018年に小児の高度医療提供を開始して以来、ちょうど5年間が経ちました。
この度、新病院プロジェクトのクラウドファンディング特別企画として、ジャパンハート創設者吉岡医師と、現病院で小児医療を推進している嘉数医師のトークセッションを開催することとなりました。
国際医療に関心のある方、途上国の現状を知りたい方、そして子ども達が亡くなる現状を変えたい方、ぜひご参加ください!

開催日 2023年08月19日(土)
時間 13:30~15:00
会場 オンライン(Zoom)
アクセス お申し込みいただいた方へ、イベント開催前日までに、ご参加用のZoom URLをお送りします。

※本イベントは、支援者様限定で現地会場(東京都台東区)へのご参加を受付しております。
 現地でのご参加をご希望の支援者様は、お電話(03-6240-1564)もしくはメール(publicity@japanheart.org)にてお問合せ下さい。
参加費 無料
プログラム トークセッション「カンボジアでのジャパンハート小児医療5年間を振り返る」
登壇者:ジャパンハート創設者・医師 吉岡秀人
    ジャパンハートこども医療センター小児科部長 嘉数真理子
登壇者

吉岡 秀人(よしおかひでと)
特定非営利活動法人ジャパンハート最高顧問/ファウンダー/小児外科医

▼経歴
1965年 大阪府吹田市生まれ。大分大学医学部を卒業後、大阪、神奈川の救急病院で勤務
1995年 ミャンマーにて医療活動に従事
1997年 国立岡山病院勤務
2001年 川崎医科大学勤務
2004年 国際医療団体ジャパンハート設立
2017年 ジャパンハート最高顧問就任

救急病院での勤務が4年経った1995年秋から、ミャンマーに渡り医療支援を開始。
ミャンマーでの2年間の活動のなかで、小児外科としての技術習得の必要性を感じ帰国。
1997~2001年、小児外科医師として国立岡山病院に勤務。そして2001~2003年3月、小児外科講師として川崎医科大学に勤務する。
2003年3月、再びミャンマーに渡り医療活動を再開。2004年、「ジャパンハート」を設立し、短期間で海外の医療支援活動に参加できるスキームを確立し、協力者を増やしていく。
日本国内でのへき地・離島への医療者派遣(Rika job)や心の医療(SmileSmile Project)も開始(2008~)。また、日本を含めたASEAN圏内で大規模自然災害が発生した際の医療支援活動にも着手(2008~)。その後、海外での活動はミャンマーからカンボジア(2009~)、ラオス(2013~)へと拡大した。
2017年6月 、特定非営利活動法人ジャパンハート最高顧問に就任。現在も移動を続けながら年間3分の2を海外の医療活動に充てる。2021年12月「第69回菊池寛賞」受賞。

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嘉数 真理子(かかずまりこ)
小児血液腫瘍科専門医 / ジャパンハートこども医療センター小児科部長

▼経歴
2004年 琉球大学医学部卒業、沖縄県立中部病院にて研修
2009年 静岡県立こども病院、静岡がんセンターにて研修
2011年 沖縄県立南部医療センター・こども医療センター勤務
2017年 ジャパンハート長期ボランティア医師としてカンボジア赴任
2018年 ジャパンハート小児医療センター小児科部長として活動中

中学生のころ父親を脳腫瘍で亡くしたことをきっかけに医師を目指す。
先進国では7-8割が助かる小児がんが、途上国では2割にも満たないと言う事実に衝撃を受け、それを改善すべく、「長期ボランティア医師」として2017年にジャパンハートの国際医療の現場に参画。2018年からはジャパンハートこども医療センター小児科部長として活動中。

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申し込み締め切り 2023年8月18日(金)15時

新病院の建設プロジェクトとは?

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ジャパンハートは2025年の開院を目指して、新病院建設に挑戦します。
テーマは「命の格差をなくす、アジアの高度医療拠点」。
国際的な病院として、拠点外の国からも患者を受け入れることを前提に、カンボジアに200床程度の病院を建設予定です。

アジアに新病院を建設!5歳までに子どもが亡くなる確率が日本の13倍の国での挑戦(5月26日から9月30日まで)

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新病院の建設に必要となる総費用約10億円のうち、医療機器などの設備費に必要となる8000万円を、クラウドファンディングで皆様のご協力により購入します。

詳細はこちら