プレスリリース

中外製薬が初のスペシャルパートナーとして支援 新病院「ジャパンハートアジア小児医療センター」へ

国際医療NGOである(認定)特定非営利活動法人ジャパンハート(東京都台東区 理事長:𠮷岡春菜 以下ジャパンハート)は、2025年開院予定の新病院「ジャパンハートアジア小児医療センター」初のスペシャルパートナーとなった中外製薬株式会社(東京都中央区 代表取締役社長 CEO:奥田修、以下中外製薬)による支援に対し、このたび感謝状を贈呈しました。

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(左)中外製薬 上席執行役員/人事・ESG推進統括 矢野嘉行氏 (右)ジャパンハート 理事長 𠮷岡春菜

同社からは2019年より継続的に、当団体が取り組むカンボジアでの事業全般と治療費に対しご寄付いただいています。中外製薬は、ジャパンハートが運営しているカンボジアの「ジャパンハートこども医療センター」が抱えるスタッフの増加に伴うコミュニケーション課題に対して、同社が長年日本国内の医療機関等を対象に行ってきた「チーム医療」推進のためのワークショップが解決策になるものと考え、現地でワークショップをこれまでに3回実施しました。                  

医療者、非医療者問わず様々な職種のスタッフによって支えられる病院では、ミスコミュニケーションが患者の命に直結する現場でありながら、ジャパンハートこども医療センターでは、職種の違いだけではなく、言葉も大きな壁となり、コミュニケーションの難しさが課題となっていました。
しかし、このワークショップを通じ、それぞれが感じる課題を共有し、その解決に向けての行動の仕方、相手への伝え方など、日々の業務はもちろん日常生活の中で取り入れられるコミュニケーションスキルを学ぶことに繋がっています。

そしてこのたび、2025年に開院予定でアジアの高度医療の拠点を目指す新病院「ジャパンハートアジア小児医療センター」建設に対してのご寄付となりました。途上国と先進国の小児がん患者の5年生存率は、高所得国で80%以上ですが、低所得国においては約20%。高所得国では助かるはずの命が、「生まれた国が違う」「貧しい」といった理由で助からない現状に対しての活動にご支援をいただきました。

寄付募集について

「ジャパンハートアジア小児医療センター」プロジェクトでは、建設に向けてご寄付を受付中です。
こちらから寄せられた寄付は全額、新病院への費用にあてられます。

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本件に関するお問い合わせ

特定非営利活動法人ジャパンハート 
担当:松本
電話:03-6240-1564
メール:publicity@japanheart.org