プレスリリース

【クラファン1億2,000万円達成】5歳までに子どもが亡くなる確率が日本の13倍の国での挑戦

日本発祥の国際医療NGOである (認定)特定非営利活動法人ジャパンハート(東京都台東区 理事長:𠮷岡春菜 以下ジャパンハート)は、国際的な無償の小児医療センター「ジャパンハートアジア小児医療センター」の2025年開設に向けて5月26日(金)~9月30日(土)に実施したクラウドファンディングにおいて、1,046名からの支援を受けセカンドゴールである1億2,000万円を達成しました。

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小児がんは日本をはじめとする高所得国では5年生存率80%以上ですが、低所得国では約20%と生存率格差(サバイバルギャップ)が大きい疾患の代表例と言えます。 生まれ育った国や環境にかかわらず、すべての子どもが高度な医療を受けられるよう、「ジャパンハートアジア小児医療センター」の開設を決意しました。

 200床の新病院建設にはトータルで約10億円かかる見込みを立てており、その中で必要な医療機器等の購入に充てるため、8,000万円を目標に2023年9月30日(土)までクラウドファンディングに挑戦。

 多くの皆様のお力に支えられ、本クラウドファンディングでは1,046名の支援者から総額1億2,587万5,100円のご支援をいただきました。また、100万円以上の寄付者である「病院名誉ファウンダー」は、54名となりました。ファーストゴールの8,000万円で、小児用医療ベッド200台(1台約15万円)に加えて、例えば人工呼吸器(1台約150万円)、エコー(1台約400万円)、その他X線装置(1台約350万円)や、心電図モニター、輸液ポンプなどの機器を購入することが可能になりました。そしてネクストゴールである1億2,000万円では、手術活動に必要な手術台(1台1台50万円)や無影灯(1台約250万円)、ガス滅菌機械(1台約700万円)や超音波メス(1台約700万円)などを購入することが可能となり、病院開設にまた一歩大きく近づくことができました。

 今回の新病院建設では、アジアで高度医療支援を実施するための治療スペースを中心としつつも、ジャパンハートが大切にしたい医療(心を救う医療)を実現するため、小児がんなどで長期入院が必要な子どもたちや、家族のことを想い、彼らの生活や人生の質にできるだけ配慮した病院設計を行っています。例えば、入院中の子どもと家族が接触せずに面会できるようなスペースや、入院中で学校に通えないこどもたちのための学習スペース(院内学級)、食事スペースなどです。今後は医療機器とは別でこのような長期入院に適した空間をつくるための建設費用として現在8億円を目標に皆様からの寄付を募っています。ぜひ一緒にプロジェクトの実現を応援してください。

【コメント】特定非営利活動法人ジャパンハート最高顧問/ファウンダー/小児外科医 𠮷岡 秀人

この度はクラウドファンディングへのご支援誠にありがとうございました。皆さんからのメッセージも拝読し、これからの活動をご一緒できること嬉しく思いました。

ご支援いただいた1億2,587万5,100円は新病院「アジア小児医療センター」における医療機材購入に使用させていただきます。今後も建設費用を資金調達するため、様々な努力を続けてまいります。

医療とは、医師・看護師などコメディカル・事務やその他の様々な人々によって作り上げられるカタチを指しますが、私たちの作る病院はそこに寄付者とボランティアが加わります。既に皆さんは私たちの医療の一翼を担い、貧困層の子どもたちをターゲットにした小児病院での医療メンバーの一員となりました。

皆さんには将来、その新しい小児病院を見に来ていただきたい。皆さんの寄付の成果、すなわち人の命が助かっていく、助かった人たちからまた次の子孫がつながっていく、その現実を、できればお子さんやお孫さんと一緒に見にきていただきたく思います。

寄付募集について

「ジャパンハートアジア小児医療センター」プロジェクトでは、建設に向けてご寄付を受付中です。
こちらから寄せられた寄付は全額、新病院への費用にあてられます。

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本件に関するお問い合わせ

特定非営利活動法人ジャパンハート 
担当:松本
電話:03-6240-1564
メール:publicity@japanheart.org